2014年1月27日月曜日

夏雪ランデブー 番外編 /河内遙


なにから紹介して良いかわからないので、まず私が大好きでたまらない本を。



夏雪ランデブー 番外編 / 河内遙

これは私の漫画人生において、早くに来てしまったひとつのターニングポイントなのではと思っています。(日本語おかしい?)

夏雪ランデブーは全4巻で完結しており、この本では番外編として、本編の過去話、そして未来の話が描かれています。

まず、夏雪ランデブーの本編について少し話しますと(ネタバレです)、主人公の男性が近所の花屋の店長さんに恋をし、アルバイト店員になります。
仲良くなり恋心も次第に大きくなってきたとき、店長が未亡人だということが判明し、さらに病気で亡くなった旦那だと言う幽霊が現れます。
都合の悪いことに幽霊の旦那さんは店長には見えておらず、彼の恋路を邪魔してきます。

次第に惹かれ合う店長さんと彼、しかしその後、彼は幽霊の旦那さんに体を貸してしまいます。
健康な彼の体を借りて店長とのお別れをする旦那さん、そして夢の世界で見守る彼、そして旦那さんへの想いと彼への想いに揺れる店長。その行方は…といった感じです。結末はぜひ読んでもらいたいです。(ほぼ書いてしまいましたが…。笑)

番外編では、旦那さんと店長の出会い、学生時代、結末のその後、第三者からの目線など、スピンオフにしておくのは勿体無いのでは…!と思わずにはいられないストーリーが詰め込まれています。

そして、この本が好きなもう一つの大きな理由は、鮮やかなカラーの花、花、花。

花屋さんの話なので当たり前っちゃ当たり前なのですが、何を隠そう私は花の絵が大好きなのです。見るのも好きです。

専門的な事はわからないですが、細かくて美しい花の絵に、鮮やかなグリーンと花のカラー、もうため息が出るほど美しいです。

写真にありますが、この本の表紙は店長と彼が居て、全体的にグリーンの絵ですが、裏表紙には若い店長と旦那さんが居て、全体的にお花の絵になっています。カラーも赤やピンクで、まったく違います。その理由もちゃんとこの番外編に描かれているんですよ。

そしてこの話もアニメを見てどハマりし、後に漫画を読みました。

ちなみに私は、幽霊の旦那さんが大好きでした。キャラデザはもちろん、ちょっと憎たらしい難しい性格も。大好きです。
なので、店長と旦那さんの出会い、別れを知れて本当に嬉しかった。河内遥先生に感謝しているのです。同時に、読者は物語の主人公から遠い存在なのだと知らされました。漫画家さんは本当に凄いなぁとも。

どうかな、これを見てくれた人は読みたくなったかな、伝わってるかな

夏雪ランデブーは大型の本なので少しお高いですが、飾っても鮮やかなカラー表紙がお部屋を明るくしてくれますよ。

私は飾ってます!笑

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