2014年1月27日月曜日

地球生まれのあなたへ / 馬瀬あずさ


昨日もう一冊手にとりましたこちら



地球生まれのあなたへ / 馬瀬あずさ

今日のお昼休みに鼻すすりながら読んでました。

余談ですが、私は毎日お昼休みに本を読んでいます。
自分の家から必ず一冊持って行って、15分でごはんを食べて、残りの時間で読みます。

そして帰ってきてごはんを食べて、たまにアニメを見たりして、お風呂に浸かりながら1時間ほど本を読んで、出て次の日の支度をして寝るまで本を読みます。

つまり、仕事とごはんと本とお風呂で平日の一日は終わるのです。自慢にもなんにもなりやしませんが、よく飽きずに読んでいられるもんだと思います。一次元から三次元までを行ったり来たり…

でも引きこもりではないです。ごはんを食べに行ったり人並みに夜遊びしてみたり。ネットとかわからないし。

ただ元々インドアなのと、趣味が音楽だったり絵だったり本だったりでこんな感じに仕上がってしまったのです。月の食費と本代は倍くらい違うかもしれないけど。


話を戻して、こちらも「男の子には秘密がある」と同じくネクストブレイクフェアの一冊で棚置きになっていました。地元のTSUTAYAでは見つけられなかったので、外出先で発見して即購入!

わたしは短編集はあまり読みません。続きやアフターストーリーが気になってしまってモヤモヤすることがあるからです。

絵柄が特別好きというわけではないのですが、Twitterかなにかで内容を知って気になっていました。
あと、表紙がとても美しいと思ったからかな…
色、タイトル、字体、ぜんぶにそそられました。

内容は「泣ける実話」6編が元になっており、1話完結のスペシャルドラマを見ている気分になりました。

実話が元になっているだけあって、リアルな話なうえ物語のなかで大きな問題が起こるわけでもなく、ただ静かに終わっていく。といった印象です。

6編のなかのひとつに、本自体のタイトルにもなっている「地球生まれのあなたへ」という話があるんですが、これがすっっっごく素敵な話で、ポロポロ泣いてしまいました。

(以下少しネタバレします)この話は震災が題材になっていて、亡くした家族や日常について描かれています。

もとより「奥さん大好きな旦那さん」に弱い私にはたまりませんでした。夫婦愛の話とか大好きなんです…大人の恋愛モノ万歳。

私がいつか素敵な人と結婚することができたとき、旦那さん大好きでたまらん系の嫁になること間違いなしだと思うので、、笑

旦那さんに先立たれたりなんかした日のことを想像するだけで泣けます。旦那どころか彼氏も居ませんが。

あと、後ろの方の話になるにつれて、絵がきれいになってくの。笑
あとに描いたものなのかな?
私は後ろの方が好きです。なので、次の単行本が出たらまた読みたいなと思います。

泣けるかは人それぞれなのでわからないけど、高校生のラブラブ漫画に飽きている私のような人にはお勧めします。

どうか、ぜひ。

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